アメリカンバイクといえば、多くの種類があるバイクの中でも、とくにカスタムの種類が多いバイクの一つです。
しかしベースはアメリカンバイクですので、どれも迫力のあるカスタムで、全種類乗ってみたくなります。
しかしカスタムによっては相当なお金を使わないとできないものもあったり、さすがにこれは目立ちすぎて街中では走れない・・・というものもありますので、ここではその中でも乗りやすくメジャーな4つのカスタムを紹介したいと思います。
★チョッパースタイル
チョッパースタイルの中の「チョップ」というのは、「切り捨てる」という意味です。
つまり、不要なもの(なくてもよいもの)を切り捨てたスタイルです。
(フェンダーなどは完全になくすわけではなく、カットして小さくする等)
見た目のインパクトもあり、アメリカンバイクに乗っている方なら一度は憧れるカスタムでしょう。
なんせ、名前がかっこいいですね。
★ボバースタイル
こちらもなかなか粋で、私はチョッパーよりも好きかもしれません。
ボバースタイルは諸説ありますが、昔のダートトラック用のバイクをモチーフにしたカスタムです。
レーサー仕様のため、ライディングポジションも低く、ハンドルもセパレートなどと、全体的に高さのないカスタムになります。
しかしその分、アメリカンなのに風を受けにくく、スピードを出しながら走れるそうです。
見た目自体もチョッパーより落ち着いていて、かつ渋く、慣れた雰囲気を演出できます。
ボバーの名前の由来は、髪型のボブカットのようにフェンダーを短く切ったからだとも言われています。
★ラットスタイル
まず、ラットはねずみという意味ですよね。
そこから連想されるように「汚い」「ぼろっちい」スタイルのことをいいます。
かといって、そのまま雨ざらしにして自然と出てきたサビと汚れでラットスタイルの完成というわけではなく、もちろん車体は不備や故障のない状態で、古臭くペイントしたり、灰色や茶色、黒などの色でかためることです。
(例えば、茶色かったり変色して錆びてきた感じをペイントで表したり)
私自身、ストリートバイクやアメリカンバイクは、綺麗すぎるよりも、ガラクタ感が出ているような見た目の方が断然かっこよく感じます。
★クラシックスタイル
国産のアメリカンバイクが新車の時点で「クラシック」と謳って販売しているのが結構多いです。
ですので、このようなカスタムももちろんあるのですが、カスタムせずともこの形で販売しているところが・・・あまり惹かれないですね。
わざわざこのカスタムにするのもどうかな、という感じです。
また、パーツも大きく決して安いわけではないので、それなら他のカスタムにした方がよさそうです。
しかし、嫌いじゃないですよ。
パーツが大きいのでもちろん迫力はあります。
どのスタイルにしても、個性あふれるカスタムがたくさんあります。
アメリカンバイクを購入したら、次の段階でカスタムを考えてみては?
もしくは、好みのカスタムの中古車を買って、あとで自分なりに少しカスタムするのもありです。
アメリカンはカスタムありきのバイクですので、ぜひ楽しんでください。